ニキビは潰していいのか?
ニキビを潰してよいかについて
詳しく解説したいと思います。
ニキビを潰すとどうなる?
ニキビを潰すと中から白い膿が出てきます。
「ニキビの芯」ともいいます。
このニキビの膿を出し切ることができれば
早くニキビは治ります。
また、通常は、ニキビを潰しても
その部分は自然治癒力により
もとの状態に戻ります。
従って、ニキビを潰して
膿を出すことは
基本的には良いことだと思います。
弱い圧で膿を出せればベストですね。
ニキビを潰すことの問題点
まず、ニキビの膿を出し切れない場合があります。
その場合、残った膿の部分に再び膿が溜まってくることがあり、
治癒が遅れることがあります。
次に、膿がなかなか出ない場合に
さらに強い圧をかけてニキビを潰すことになる点も問題です。
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このニキビを潰す圧が強ければ強いほど
その部分の赤みは長く残ります。
年齢が高くなると、自然治癒のスピードも遅くなり
色素沈着やシミとなることもあります。
(フォトやレーザーで対応可)
ニキビ跡の問題点
一般的には、ニキビを潰すと
ニキビ跡ができると言われていますが
ニキビ跡にもいくつかの意味があります。
1:赤みや赤紫の色素沈着がある場合
2:盛り上がるニキビが複数あることで表面が凸凹している場合
3:ニキビは出来ていないけど表面が凸凹している場合
これらのニキビ跡は、
単独の場合もあれば、混在している場合もあります。
この中で、一番問題となるのが3番です。
治療には、時間もお金もかかります。
この3番のニキビ跡については
ニキビを潰すから出来るという
そんな単純な話ではないと思います。
その他の要因も考えて予防すべきです。
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ニキビの種類
細かい分類はいろいろあるみたいですが
ここでは、ニキビの膿が
浅い部分に溜まるタイプと
深い部分に溜まるタイプに分けて考えていきます。
ニキビの膿が出る道
前述のように、ニキビは膿を出し切れば
早く治癒していくわけですが
ニキビ治療がやっかいなのは
簡単に膿が出てくれない点です。
通常、ニキビを潰すと
溜まった膿は、毛穴から出てきます。
膿が通れる道(一本道)があると考えてください。
ところが、何らかの理由により
溜まった膿が毛穴から出ないことがあります。
毛穴という出口に向かう道が
細くなっていたり、複雑になっていると
考えておいてください。
道が細くなっていたり、複雑になっていれば
いくら強く圧をかけてニキビを潰しても
なかなか外に膿は出てくれません。
膿が外に出なければ
圧をかけたことにより
さらに内部の炎症が強くなり悪化します。
これが最悪のパターンです。
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それでも出そうとする人もいる
人によっては、消毒した針や、爪楊枝を
ニキビの部分に刺して
強制的に膿が出る道を作る人もいます。
一発でうまく道ができて膿を排出できるなら
問題がない場合も多いと思いますが
うまくいかなければ、キズができることがあります。
うまくいっても、キズができることがあります。
やめておきましょう。
潰してはいけないニキビ
膿が出そうにないニキビは潰さないようにしましょう。
まず、深い部分に膿が溜まったニキビは
深い分だけ膿が出にくくなっています。
このタイプのニキビは
表面が赤く膨らんでいて痛みがあることが多いです。
そのようなニキビを自分で潰すことはやめましょう。
なお、対応策ですが
放置により炎症がおさまり治癒することも多いので
様子見で放置でもいいと思います。
それかディフェリン等で炎症を抑制しましょう。
なかなか治らなかったり、早く治したいなら
上手に膿を出してくれるクリニックに行ってください。
専用の器具を使い押し出したり
CO2レーザーで小さな穴をあけて
通り道を作ってから膿を出してくれる
クリニックもあります。
5-1.医療ニキビ膿出し
ニキビの膿出しについては
どこでも対応しているわけではないので
注意してください。
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2-4.ニキビ対策:精神論
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