腰痛 頭痛
頭痛の種類
急性頭痛と慢性頭痛に分かれます。
脳溢血のような急性で危険な頭痛もありますが、ここでは一般的な頭痛である
慢性頭痛について解説します。
定期的に同じような程度の痛みを似たパターンで繰り返す慢性頭痛。
■ 緊張型頭痛
毎日感じる肩こりや頭痛も慢性頭痛の一つ
心身のストレスと関係が深く、同時に肩こりを訴える人が多いのも特徴。
■ 偏頭痛(片頭痛)
痛みを感じるのは月に1〜2回という場合が多い頭痛。
女性の場合、緊張型頭痛と偏頭痛の両方を持つ混合型が多いとされています。
以前は偏頭痛の仲間に分類されていましたが、偏頭痛より頭痛の回数が多く症状が重いのが特徴。
頭痛の解説
同じ慢性頭痛でも、頻度や深刻度はさまざま。
以下、患者さまに多い緊張性頭痛と片頭痛の症状の違いについて解説します。
クレストールの睡眠障害
緊張型頭痛の特徴的な症状
- 同時に肩こりを感じる
- 頭を締め付けられている感じの痛みである
- 頭が重い感じがする
- めまいを感じることもがある
- ストレスが増すと強くなる
- 休息すると軽くなる
頭や首、肩の筋肉が緊張する事で起こります。同時に肩こりを訴える人が多いです。
精神的なストレスとも肉体的なストレスとも深く関係すると考えられています。
ストレスはもちろん、パソコンの液晶画面を長時間見て長時間同じ姿勢を続けるなどの肉体的な
ストレスも原因になります。
緊張やストレスで交感神経という興奮性の神経が強くなっている場合が多いです。
目の疲労や全身倦怠感(疲れ)を訴えることもあります。
まれにめまいを伴いますが、めまいの原因が緊張型頭痛であることも。
偏頭痛(片頭痛)の特徴的な症状
偏頭痛には特徴的な症状があるため、問診だけでも診断可能と考えられています。
しかし実際は、緊張型頭痛と偏頭痛の両方の症状を持ついわゆる「混合型頭痛」の人もいるため、
症状だけで断定するのが困難な場合も。典型的な偏頭痛の症状は以下の通りです。
僧帽弁逸脱ホメオパシー治療の不安ホメオパシー
- 女性に多い
- 親も頭痛持ちなど、遺伝性がある
- 頭痛の発作には間隔がある
- 月経前や月経中の女性の頭痛は、偏頭痛の可能性が高い
- 精神面での前兆(頭痛が起こる数日前に軽いうつ状態やイライラ感、怒りっぽくなる等)を伴うことがある
- 予兆として目のなかでキラキラ光りが見えることがある
- 頭の片側の痛みが多い (まれに両側性もある)
- 痛みはズキンズキンとした拍動性のあることが多い
- 吐き気を伴うことがある
- 肩こりがあっても混合型や偏頭痛の可能性がある
- 飲酒や入浴、運動などで症状がひどくなる (血管が拡がるため)
頭部の血管が急に拡張する為に起こります。
原因は諸説ありますが、自律神経の緊張がリラックスした時に血管が拡がり起こることが多いようです。
ですので、普段から強いストレスを抱えていたり、精神的にも肉体的にも緊張状態がつづく生活の方が、
帰宅後や休息時に発症する事が多いです。別名「週末頭痛」ともいわれます。
治療の流れ
最初に問診や触診によって 緊張性頭痛 か 片頭痛 かを診断します。
◆緊張型頭痛の治療
うつ病のための代替治療
@緊張している首や肩の筋肉をほぐして血行をよくします。
同時に筋肉を緊張させたり血行を悪くしている根本原因である交感神経優位の(興奮する神経
が強い)状態をリラックスさせて改善します。
A仕事の内容や生活姿勢が原因の事が多いので、
姿勢やストレッチの指導も併せて行います。
一回の治療で症状が改善する方がほとんどです。
しかし、生活のストレスや姿勢に起因する頭痛ですので
定期的な受診をおすすめします。
より筋肉の緊張をゆるめ、リラックス効果の高い
鍼灸治療がおすすめです。
◆片頭痛の治療
頭の血管が拡がって痛みが出るのは、頭部の血流が多く、それ以外の手足や体の血行が悪いという
アンバランス、いわゆる「冷えのぼせ」の状態が多いです。実際に片頭痛の患者さまにはストレスが強く
手足が冷えてる方が多いです。
@手足の血行を改善して、頭に上った余計な血液を手足の方へ誘導します。
A緊張型頭痛と合わさっている場合もあります。その場合、首や肩、背中の緊張を緩和します。
B飲酒などの生活習慣やストレスが原因の事が多いので、患者さまと話合いながら
より良いライフスタイルを考えます。
ほとんどの方が治療後、徐々に痛みが改善します。
混合型の場合では治療によって頭部の血行が良くなるので、一時的に拍動性の痛み
(ズキンズキンとリズムのある痛み)が強くなる事がありますが、翌日には楽になります。
しかし、この頭痛は生活やストレスによって反復的に起こります。
女性の場合ですとホルモンバランスの崩れも原因となります。
ストレスの緩和や体質の改善が不可欠ですので、
こちらも定期的な鍼灸治療をおすすめします。
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